令和6年度 会津中央病院 病院情報の公表

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 162 90 190 342 387 593 1154 1882 1705 713
保険診療での集計となり、労災や交通事故及び正常分娩等の自費診療での退院患者は含まれていません。
又、医科のみでの集計となり、歯科口腔外科の退院患者は含まれていません。
救命救急センターに搬送されて24時間以内に死亡された方についても退院患者数には含まれていません。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 29 25.03 20.78 0 89.24
0400800x99x0xx 肺炎等(市中肺炎以外) 23 19.78 54.53 0 81.3
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 13 19.62 16.40 7.69 87.77
100380xxxxxxxx 体液量減少症 11 26.18 10.26 9.09 86.73
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 7 50 13.58 0 87.29
「誤嚥性肺炎」とは水や食べ物、胃食道逆流物などが誤嚥によって肺に入ってしまい、細菌が繁殖して炎症を起こすことで高齢者に多く見られます。
「体液量減少症」とは低ナトリウム血症状態であり原因としては嘔吐,発汗,下痢,熱傷,利尿薬の使用,腎不全等が考えられます。
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 25 14.8 8.44 0 72.56
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 21 2.38 31.92 0 70.33
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 9 27 13.41 0 74
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 6 27.33 11.29 0 74.5
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 6 27.17 12.41 0 73.17
「肺の悪性腫瘍」ですが処置・手術・検査等によりコードが細分類化されております。
「慢性閉塞性肺疾患」とはタバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患です。
消化器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 227 2.76 2.57 0.88 68.48
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 96 12.72 50.28 3.12 80.51
060335xx97x0xx 胆嚢炎等 60 15.93 43.83 6.67 77.17
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 27 10.15 61.89 0 69.52
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 27 12.93 34.90 0 67.44
当院の消化器病センターには専用の内視鏡室、内視鏡治療室、DR室、膵胆石破砕室などが設けられています。肝胆膵疾患(胆嚢、肝臓、膵臓など)や消化管疾患(胃、十二指腸、大腸など)などそれぞれの専門医が疾患別に治療チームを編成し診断・治療を行っています。
循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 90 20.19 17.33 1.11 81.02
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 52 2.85 16.73 0 67.5
050210xx97000x 徐脈性不整脈 50 20.48 7.71 0 79.32
050070xx03x0xx 頻脈性不整脈 35 5.43 65.89 0 67.34
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 33 4.67 42.08 0 71.3
血管連続撮影室やカテーテル検査・治療室を備え早期の治療・回復を目指し治療を行っていますが、高齢者が多い為平均在院日数は全国平均と比べ長めとなっています。循環器科では心臓弁膜症等に対する外科的手術、急性大動脈解離等に対する緊急手術にも対応しています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 43 12.42 2.10 2.33 63.67
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 42 7.79 2.10 0 61.74
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 41 6.59 14.81 0 71.1
060035xx0101xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 30 26.97 35.39 0 73.9
060150xx03xxxx 虫垂炎 21 5.57 33.48 0 45.1
DPCコードで細分されています。
内分泌外科外来、甲状腺外来、乳腺外来と各々専門外来を行っています。
2022年より「がん治療センター」がオープンし、化学療法や放射線治療を行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 157 51.66 9.39 3.82 81.63
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 58 38.45 30.34 3.45 79.03
160760xx01xxxx 前腕の骨折 33 17.64 15.44 0 60.55
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折・脱臼 31 4.97 15.08 0 35.23
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 24 41.96 37.81 0 61.92
骨折の集計は部位ごとに分散しています。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、靱帯断裂の治療も行っており、リバビリテーションによるフォローも行っています。
当院は災害拠点病院でもあり交通事故・労災事故・災害による骨折・外傷も数多く救急搬送されます。福島県立医科大学と連携し外傷再建外科による「外傷初期から積極的に運動器治療を併用することで避けることが出来た外傷の機能障害の予防」を目標とした治療も行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060xx99x40x 脳梗塞 124 33.29 45.12 4.84 74.65
010230xx99x00x てんかん 44 14.95 6.89 6.82 70.82
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 37 12.97 20.70 2.7 81.78
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 34 50.74 38.70 11.76 72.29
010060xx99x20x 脳梗塞 24 29 45.12 4.17 81
DPCコードで細分されています。
当院ではSCU(Stroke Care Unit)脳卒中ケアユニットによる重症管理を行い、病棟内に専用のリバビリテーション訓練室を配置し早期回復を支える体制で治療を行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 114 2.56 6.11 0.88 0
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 89 9.4 35.98 1.12 31.55
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 62 6.77 37.07 0 63.37
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 57 10.51 0.00 0 45.74
120010xx99x30x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 39 3.56 17.00 0 59.33
 「正常分娩」は自費治療となりこの資料には現れません。又、不妊治療や更年期障害における骨粗鬆症の診療及びホルモン補充療法なども行っています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 248 2.02 15.63 0 76.26
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 1 2 2.37 0 72
020250xx97xxxx 結膜の障害 1 2 6.24 0 77
DPCコードで細分されています。「白内障」の手術は片眼ごとに一泊2日の入院となります。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 84 2.06 11.11 0 72.02
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 60 4.83 10.68 1.67 72.22
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 56 8.13 5.16 0 60.2
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 50 10.28 7.77 4 76.58
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 33 10.67 54.31 0 75.76

当院では50床の透析センターで透析治療を行っております。
救急医学科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 79 22.11 16.40 16.46 87.9
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 44 32.5 30.34 11.36 75.84
030400xx99xxxx 前庭機能障害 31 5.87 4.67 0 71.42
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 29 22.14 20.78 10.34 84.31
160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷 24 6.21 9.39 0 75.58
「前庭機能障害」とは平衡感覚をつかさどる内耳にある前庭という器官が損傷を受けることによって、めまいなどの症状が起きる状態のことです。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 13 6 2 7 25 49 1 7
大腸癌 14 16 8 20 27 27 1 7
乳癌 41 45 8 7 0 28 1 7,8
肺癌 14 7 14 5 12 20 1 7
肝癌 1 3 0 3 17 14 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院において、がんの診断、初回治療を行った場合を「初発」として病期分類ごとに集計し、初回治療以降の継続治療を行った場合を「再発」として集計しています。入退院を繰り返す場合は同一患者でも複数回カウントされます。
Stageとは国際対がん連合(UICC)によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の 3 つの要素によって各癌をⅠ期~Ⅳ期の 4 病期(ステージ)に分類する為の名称です。DPCでの資料は退院時の様式1を利用することとなっており、退院時に病理検査結果が確定していなかった場合等 が「不明」データとなっています。
当院は手術だけでなく、抗がん剤治療、放射線治療など患者さんに合わせた治療を行っております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 8 7.88 44
中等症 37 25.7 75.51
重症 35 22.77 85.54
超重症 27 29.74 87.04
不明 0 0 0
入院のきっかけとなった病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎であって、市中肺炎(入院後発症の肺炎を除く)の患者さんが対象となります。A-DROPスコアによる重症度分類で、対象項目は5項目あり1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点となります。

Age(年齢)       男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水)  BUN 21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸)   SpO2<=90%(PaO2 60Torr以下)
Orientation(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧)  収縮期血圧 90mmHg以下 

軽症 :0点の場合。
中等症:1~2点の場合。
重症 :3点の場合。
超重症:4~5点の場合。
不明 :重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。 
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 269 54.4 77.51 6.25
その他 19 41.58 78.68 0
医療資源を最も投入した傷病名が脳梗塞の患者さんを対象として、その発症から入院までの日数別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示しています。95%の患者さんが発症日から3日以内に治療を開始しています。
当院ではSCU(脳卒中ケアユニット)、回復期リハビリテーション病棟を運用しており総合的な治療管理を行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 7 1.14 1.71 0 73
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 2 2 12.5 0 67.5
K0811 人工骨頭挿入術(股) 1 3 28 0 82
K654 内視鏡的消化管止血術 1 1 21 0 73
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 1 1 13 0 98
他の診療科で手術を実施して、容態が安定した患者さんは内科医師が担当する場合があります。
呼吸器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 10 2.9 10.4 0 74.2
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 8 1.13 7.88 0 70.25
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 8 6.88 11.5 0 71.75
K5132 胸腔鏡下肺切除術(部分切除) 3 3.67 27.33 0 73.67
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 3 15 84.67 0 67.33
肺悪性腫瘍手術はKコードで細分されています。 
消化器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 235 1.23 1.79 0.43 68.96
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 77 1.21 10.1 6.49 79.03
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 58 1 12.47 1.72 74.98
K654 内視鏡的消化管止血術 47 1.19 21.04 4.26 73.45
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 36 0.89 2.64 2.78 69.61
内視鏡による手術が主で、経鼻からの内視鏡手術も増えています。肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法や、膵胆石破砕室にて対外衝撃波胆石膵石破砕術(ESWL)も行っています。
循環器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 44 0.82 1 0 67.91
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 40 0.1 27.68 2.5 71.65
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 32 2.28 4.38 0 67.44
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 25 14.56 25.88 0 81.4
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 24 7.58 6.46 0 73.21
Kコードで細分されています。 大動脈瘤切除術、冠動脈・大動脈バイパス移植術も行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 47 1.32 5.91 2.13 63.98
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 42 1.1 5.69 0 61.74
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 35 1.26 4.46 0 70.83
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 32 4.47 20.81 0 73.88
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 28 1.21 3.82 0 62.82
開腹手術も行っていますが患者さんの負担が少ない腹腔鏡での手術が多くなっています。
医療ロボット「ダヴィンチ」を使用した手術も行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 116 2.55 53.59 3.45 75.83
K0811 人工骨頭挿入術(股) 84 2.61 40.9 3.57 82.01
K0462 骨折観血的手術(下腿) 52 6 32.85 0 61.13
K0821 人工関節置換術(股) 38 2.53 33.82 0 72.32
K0463 骨折観血的手術(手(舟状骨を除く)) 35 1.77 11.43 0 47.83
患者さんの負担が少ない関節鏡での手術が多くなっています。
保険診療によるデータとなりますので労災事故や交通事故での手術はこの件数に含まれていません。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 69 1.17 20.75 5.8 81.17
K178-4 経皮的脳血栓回収術 37 0.27 73.73 2.7 79.27
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 26 1.15 122.88 19.23 64.46
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 17 6.76 56.29 5.88 73
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 15 11.4 35.4 6.67 73.93
平均術前日数は2を切っているものが多く早期の治療開始体制を整え回復に臨んでいます。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 87 2.43 7.09 1.15 31.29
K877 子宮全摘術 63 1.3 9.38 0 49.92
K867 子宮頸部(腟部)切除術 26 1 2.12 0 45.31
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 20 1.85 7.1 0 33.15
K861 子宮内膜掻爬術 18 1 0.11 0 53.94
各種不妊症検査や人工授精、体外受精も行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 245 0 1 0 76.22
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) 3 0 2 79.33
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) 1 1 0 77
「水晶体再建術」は白内障の手術となります。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 59 2.76 5.37 1.69 60.92
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 57 1.58 6.58 0 74.86
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 53 0.08 3.09 1.89 72.09
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 51 1.82 7.43 3.92 76.16
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 31 0.48 12.19 3.23 75.16
「末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)」とは、皮膚の下で動脈と静脈を直接つなぐことにより血圧の高い動脈の血液を静脈の血管に流し、静脈を太くし血流を豊富にして人工腎臓を回す為に必要な血液がとれるようにする手術です。 泌尿器科では体外衝撃波腎・尿管結石破砕術も行っています。
救急医学科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 17 12.82 72 41.18 77.88
K654 内視鏡的消化管止血術 16 3.88 41.25 12.5 75.06
K0461 骨折観血的手術(大腿) 3.55 47.18 0 71.09
K6021 経皮的心肺補助法(初日) 9 0.22 28.67 0 73
K0463 骨折観血的手術(鎖骨) 8 8.13 20.5 12.5 59.5
当院は第3次救命救急センターを擁しており多くの救急患者さんが搬送されます。
救急医師が初動治療に当たりますが専門の医師と連携をとっており各科対応の入院となります。
このため救急科としての単独疾患としては数が限られてしまいます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.01
異なる 6 0.08
180010 敗血症 同一 5 0.07
異なる 23 0.32
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる 1 0.01
180040 手術・処置等の合併症 同一 9 0.12
異なる 2 0.03
DPC コードにて分類される包括請求の対象となる病気(DPC 病名)とは別に、入院の契機となった病気(入院契機病名)がそれぞれの入院患者さんにつけられています。DPC 病名と入院契機病名が「同一」か「異なる」かにより分けて集計しています。
★播種性血管内凝固  感染症などによって起こる、全身性の重症な病態です。
★敗血症  感染症によって起こる、全身性炎症反応の重症な病態です。
★真菌症  真菌による感染症です。
★手術・処置などの合併症  手術や処置などに一定割合で発生してしまう病態です。合併症はどのような術式でもどのような患者さんでも一定の確率で起こり得るものです。当院の集計では透析シャントの閉塞や人工関節の脱臼が主となります。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1100 965 87.73
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1339 984 73.49
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
850 625 73.53
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生した転倒・転落件数
(分子)
転倒・転落発生率
124173 52 0.42
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数(分母)
退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数(分子)
転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
124173 11 0.09
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数(分母)
分母のうち、手術開始前
1時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数(分子)
手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
585 585 100
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数(分母)
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上
の褥瘡)の発生患者数(分子)
d2(真皮までの損傷)以上の
褥瘡発生率
123097 35 0.03
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
(分母)
分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数(分子)
65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
4643 162 3.49
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
(分母)
分母のうち、身体的拘束日数の総和
(分子)
身体的拘束の実施率
124173 3035 2.44
更新履歴