Yoshinori Sato

佐藤 芳憲

一般財団法人 温知会 /理事・経営管理部長

経営戦略の重要度

病院経営においては、様々なニーズにあった経営戦略が必要で、それらをスムーズに実行するマネジメント力が重要です。
温知会では、そうした戦略をもとに各事項について経営分析し各事業をすすめております。医療は日々進歩しており、効率的かつ最も最適な方法を選択し実行していきます。
例えば集中治療室を新設する際のその病床数。少ないと十分な機能を持たせることができず、多すぎるとコストの面で維持が難しくなってしまいます。このとき、各種のデータを分析することで損益分岐点を見出し、機能的にも経営的にもベストな答えを導き出し実行していくのです。先入観を排してデータと向き合うことで先進的な事業計画のなかに高い収益性を発見することもあり、そうした点からも、地域医療の将来に関わる重要な仕事といえます。

スタッフ一人一人の力が大切になります。

経験は必要ありません。入社後は、温知会の教育プログラムによってみなさんを教育していきます。私たちにとってスタッフは大きな財産であり、最も大切にしていかなければならない存在です。教育プログラムは、新人研修、経営管理研修、管理職研修、PC研修など、研修会の種類は様々です。やる気さえあれば、自己スキルを伸ばす機会に恵まれていると思います。知識を高め、各事業を実行していく。そんな経験ができるのが、当会の強みだと思います。

その時だれもがキーパーソンになる

医療は日々進化し続けております。外来診療はもちろん、救急搬送域の広大さや搬送回数の多さは、そのまま症例数の多さや多様さを意味します。そして、低侵襲性医療、ロボット手術、再生医療など、先端医療のイノベーションは目を見張るものがあります。安全・安心であることはもとより、高度医療にふさわしい医療環境やメディカルスタッフや事務スタッフなどのコミュニケーションにも快適さや心地よさが求められます。チーム全員で、最新医療の導入や技術の提供にに向き合う、その時だれもがキーパーソンとなるのです。