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突然のホットラインコール。センター中に、一気に緊張感が走り、ドクターの指示のもと、搬送受け入れの体制がすみやかに組まれます。状況によってはドクターヘリが出動することも。かけがえのない命にひたむきに向き合う、チーム医療最前線の日常です。

目の前の大切な命を

助けるために

緊張感と責任感の

大きな仕事です。

会津中央病院救命救急センターは、千葉県や愛知県よりも広い面積を持つ会津地域の高度救命医療を担っています。救命救急のナースは、命を助ける手伝いをすることが仕事です。初療が重なり、いつどうなるか分からない緊張感や急変の対応も臨機応変にこなさなければなりません。いつも患者さんの状態に気を配り、ドクターといっしょに患者さんを看ていくことも大切な役目。重傷で話せなくなった患者さんが会話できるようになったり、車いすに乗れるようになったり、普通の生活に戻ることができた時は、やりがいを感じます。現場では、突然の事故や病気で搬送されてくる患者さんがほとんどです。「さっきまで歩いて話していたのに」という多くの場面では、命のはかなさを感じ、より大切に思うようになります。皆さんには、何年経っても、つねに患者さんにやさしく想いを寄せることのできる看護師であって欲しいと思います。