Airi Niinuma

新沼 愛里

国際医療看護福祉大学校卒業 /会津若松市出身

-----現在どのような仕事をしていますか?

 私は心臓血管カテーテル業務、ペースメーカー業務を中心に携わっています。心臓血管カテーテル業務は、手技を行う医師や看護師、放射線技師と直接コンタクトを取り、治療や検査の方針を話し合っています。他職種との連携が重要になっていて、実際に治療を行う際には各分野のスタッフが一丸となり、患者さんにとってより良い治療へと進めていきます。
 ペースメーカー業務では、ペースメーカーの植込みがされている患者さんと直接話し、状態確認や不具合がないのかといった確認を行っています。
 どの業務も責任は伴うものの、とてもやりがいがあります。

 チーム医療という言葉がありますが、現場はまさしくその一言に尽きます。医師や看護師、放射線技師や作業療法士など病院には多職種のスタッフがいて、その中で自分も働いているという実感を持つことが大切です。自分の持ちうる専門的な情報を現場で共有し、患者さんにとってより良い医療をチームで一丸となって考えていく。チーム全体で同じ方向を向いて、考えを共有する。それができた時に、仕事のやりがいを感じることができます。
 

-----当院での実習中に印象に残っていることはありますか?

 臨床の現場では、実際の現場と教科書で学んだこととの間に大きな差が生じます。それ単体としては知っている病態であっても、現場ではそれらが複雑に絡み合っており単純でわかりやすいものだけではありません。ここまではわかるけれど、ここから先はわからない。そういった部分を先輩からわかりやすく教えてもらえます。予習、症例、復習と勉強の三段階をしっかり学び、現場では何が起きているのか、どういったことが必要なのか、そういう部分を含めて多くのことを学ぶきっかけになりました。
 

-----オフの過ごし方について教えてください。

 完全な休日の場合は、ゆっくり時間を過ごしたり友人と遊んだりしています。会津若松はスキー場やスケート場、温泉が近くにあるため、冬場がとても楽しい場所です。仕事上がりにひと遊び、なんてこともできます!
 観光地でもあるので、鶴ヶ城や日新館など市内の散策をするのも楽しいですよ。
 

-----最後にメッセージをお願いします!

 これから国家試験の取得に向けて勉強する日々が続くと思います。面倒で嫌だと思っていた内容でも、実際に働いてみると、身に着けた知識を活用する日が必ずきます。
 就職活動に受験勉強と忙しいとは思いますが、自分が働いている姿を想像して、目標へ向けて一歩ずつでも進んでいくことが重要だと思います。
 病院見学や説明会などから興味があれば、ぜひ会津中央病院で一緒に働いてみましょう!