温泉

東山温泉は、会津布引山を水源とする湯川の清流に沿って宿が軒を列ね、春陽の梅桜、盛夏の避暑、秋季の観月、冬日の凌寒と四季折々の風物が楽しめ、人口12万の会津若松市街地から車で10分の好ロケーションにあるという、これだけの豊かな美しい自然を誇る温泉地は他に類を見ません。

八月のお盆には、湯川の上に櫓を組み、その周りを民謡「会津磐梯山」にあわせて地元住民と観光客が東山の華やかな芸妓たちと盆踊りを楽しむ毎年恒例の温泉街全体の行事もあります。その温泉地の湯治場とした特性を生かし、国内最大級の介護施設「デイサービスセンター多生苑」は、介護される側の五感を満たすクオリティーオブライフを創造します。

湯治は、医療技術が発達していなかったその昔から温泉の効能に期待して行われており、現在でも転地効果の一つとして親しまれています、日常生活を離れ、環境に恵まれた温泉地に行くことにより五感に刺激を与え、脳内のホルモンを調節する内分泌系や呼吸、消化といった生命維持活動をつかさどる自律神経の中枢にスイッチが入ります。それにより、ストレスを解消し、精神疲労や病気に効果を発揮するといわれています。

東山という立地環境を有効利用し温泉を用いた入浴設備をもってサービスの提供を行う事としました。その為に、複数のタイプの浴槽を準備し個々のニーズに即した入浴サービスの展開ができるように考えています。
スタッフには入浴介助、介護のノウハウを熟知した職員を配置し充実した時間の提供を進めていきます。