フライトナース(ラピッドレスポンス)

険しい山々を飛び越え、絶望の現場に「医療」を直接投下する。

会津の険しい山々や深い雪は、時に救急車の行く手を阻む大きな壁となります。
だからこそ私たちは「ラピッドレスポンスヘリ」に乗り込み、地上の障壁を飛び越え、最速で患者さんの元へ「医療」を直接届けています。ヘリから降り立ったその場所が、私たちの初療室(ER)です。しかし、現場で命を繋ぎ止めた後、私たちにはまだ越えるべき「搬送の壁」があります。
どれだけ早く治療を開始できても、病院へ戻る道は、長く険しい陸路のまま。「もしこの空から、直接病院へ搬送できたら——」。現場で患者さんの手を握るたび、私たちはその悔しさと必要性を痛感しています。

会津の空に、患者搬送を可能にする「ドクターヘリ」を飛ばすこと。この広大な地域で命を守り抜くためには、絶対に欠かせない悲願です。その未来を共に描き、今の過酷な現場で最善を尽くせる熱い仲間を待っています。

【FIELD 02】 フライトナース

 MISSION:空から最速で駆けつけ、現場をERに変える

福島県の約3分の1を占める広大な会津。山間部や雪深い地域では、救急車の到着時間が患者の生死を容赦なく分かちます。
現在、私たちは「ラピッドレスポンスヘリ」を運用し、医師、看護師、医療物資を空から最速で現場へ届けています。私たちが現場に降り立ち、雪原や路上を即席の「初療室(ER)」に変えて治療を開始する。それが現在の私たちの最前線です。

THE CHALLENGE:現場目線で痛感する「搬送の壁」

現場で気管挿管や薬剤投与などの初期治療を行い、ギリギリで命を繋ぎ止める。しかし、私たちの戦いはそこで終わりません。
現在のヘリでは患者搬送ができないため、どれだけ早く治療を開始して状態を安定させても、病院までの長く険しい道のりを「救急車」で戻らなければならないという現実があります。
「ここで治療した患者さんを、今すぐ空から病院へ直行させられたら、もっと確実に、もっと後遺症なく命を救えるのに」。現場で患者さんの手を握るたび、私たちはその「搬送の壁」という残酷な距離に直面し、悔しさを噛み締めています。

OUR VISION:いつか、会津の空にドクターヘリを

広大な会津において、患者搬送を可能にする「ドクターヘリ」は決して贅沢な設備ではなく、27万人の命を繋ぐための「絶対的な必需品」です。
まだ夢の段階ですが、私たちは、日々の過酷な現場から得たリアルな声をもって、その必要性を強く訴え続けています。いつか必ず、会津の空にドクターヘリを飛ばす。その悲願を胸に、今はラピッドレスポンスヘリでのプレホスピタル・ケア(病院前救護)の精度を極限まで磨き上げています。
与えられた環境で命と向き合いながら、共に「会津の救急の未来」を創り上げる。そんな熱い使命感を共有できる仲間を、私たちは待っています。