第7回　会津フォーラム

明日のフロンティアを切り拓き未来への扉を開く

スマートシティ会津若松　会津若松市では、ICT・IoTや環境技術などを活用し教育、交通、ヘルスケア、観光などのICTスマートシティ事業を通じた地方創生・地域活性化を推進しております。
会津で行われているプロジェクトについて、医療や宇宙ビジネスの最新情報をお届けします

会津で行われている事業
　医療と宇宙科学の講演会

この講演では、2022年に会津中央病院内に新たに設立された「がん治療センター」の役割と、その活動が地域の医療にどのように貢献しているかを紹介します。最新のがん治療法や、早期発見のための検診の重要性について詳しく解説し、実際に地域の医療システムがどのように整備され、患者さんを支えているかをお伝えします。

さらに、これからの会津地域が抱える医療課題にどう立ち向かっていくのか、がん治療の最前線に立つ医師や研究者から、実際の取り組みや未来へのビジョンを直接聞ける機会を通じて、学生さんや市民の未来に繋なげ新しい視点を得ていただけるような内容をお届けします。

この講演では、会津大学が取り組む最先端の宇宙研究について紹介します。会津大学は、JAXAの「はやぶさ２」プロジェクトをはじめとする多くの宇宙プロジェクトに積極的に参加しており、宇宙科学と情報工学を駆使して、宇宙探査やデータ解析の中心的な役割を果たしています。

これまでのプロジェクトでどのような成果を上げてきたのか、また未来の宇宙開発に向けてどのような研究が進められているのかについて解説します。宇宙の神秘に迫る最先端の研究に触れ、将来の科学者や技術者を目指す学生さんにも新しい夢や目標を見つけてもらえるような内容をお届けします。ロケットの発射映像や小惑星を3Dメガネで観察するといった体験もできます

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プロフィール

柴田　昌彦先生

福島県立医科大学教授
会津中央病院　がん治療センター所長

がん医療の未来を切り拓く
会津モデルの創生

　1981年日本大学医学部卒業、1985年に同大学院を卒業して以来、30年以上にわたって専ら一般外科及び消化器癌の診療に携ってきた。日本大学第一外科と米国留学で様々な手術をはじめとする癌の治療とその研究を行い、福島県立医科大学においては、胃癌・大腸癌を主
体とする消化器癌の抗癌剤治療や癌免疫療法の実務、研究、開発に従事している。現在は、福島県立医科大学消化管外科講座教授、2020年には、福島県立医科大学内に地域包括的癌診療研究講座を立ち上げ、会津地域における包括的な癌検診、診断、治療の実践と研究を行い、2022年に会津中央病院内に「がん治療センター」を立ち上げ地域の医療システムを構築している。

出村　裕英先生

会津大学教授
宇宙情報科学研究センター長

はやぶさから、月火星
その先の未来へ

　1970年、東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了、博士（理学）。 NASDA（現JAXA）宇宙開発特別研究員を経て、2002年に会津大学へ赴任。 2009年に発足した会津大学先端情報科学研究センター（CAIST）・宇宙情報科学クラスター（ARC-Space）のリーダーを務めている。2015年、科学技術分野の文部科学大臣表彰（科学技術賞）「サイエンスカフェおよび講演を通した深宇宙探査の理解増進」をグループ筆頭で受賞。現在は、Hera搭載熱カメラTIRI、国際共同ミッションAIDA、月極域探査搭載分光カメラALISなどの研究開発に携わっている。

開催概要

日時	2024年9月28日（土）
時間	13:00〜15:00（開場12:30）
入場料	無料（事前登録制）
講演1 13：00～	がん医療の未来を切り拓く　会津モデルの創生福島県立医科大学教授会津中央病院　がん治療センター所長柴田　昌彦先生
講演２ 14：00～	はやぶさから、月火星　その先の未来へ会津大学教授宇宙情報科学研究センター長出村　裕英先生
場所	会津若松ワシントンホテル
主催	一般財団法人　温知会　会津中央病院（がん治療センター）
後援	公立大学法人福島県立医科大学公立大学法人会津大学宇宙航空研究開発機構（JAXA）会津若松医師会　喜多方医師会　南会津郡医師会　両沼郡医師会会津若松市　会津若松市教育委員会