新人薬剤師の1日の業務を教えてもらいました!

一日の業務スケジュール

化学療法のミキシング

 抗がん剤を無菌薬に調製しています。この業務の中でも溶解液に溶かして必要な量を吸い上げる作業は、こぼさないようにしないといけないのでとても緊張します。
調製する薬剤師が暴露しないように注意することも大事ですが、看護師さんも抗がん剤の暴露しないようにケモセーフという点滴ラインを付けて渡しています。

持参薬鑑別

 入院中の患者さんが服用する薬は当院の主治医が処方する必要があります。
 患者さんがどんな薬を服用しているのかを確認して「持参薬鑑別書」を作成します。特に、当院で採用していない薬を服用していた場合、主治医に類似薬の提案を行っています。

服薬指導

 薬の効果や服用方法などを説明しています。患者さんがどんな症状で受診してどんな薬を処方されたのかを電子カルテで確認してから説明するようにしています。また、アレルギーや副作用、薬をきちんと飲めているのか等の確認も行います。

調剤

 当院では薬のほとんどを一包化といってワントーズにパッケージします。なので、調剤業務はヒートで準備する薬や外用薬(吸入液や軟膏など)を取りそろえます。また、先発薬で処方された薬は後発薬が採用されていれば、後発薬に修正したりしています。それと同時に処方箋の監査を行います。

報告書作成

 報告書を作成したら、指導薬剤師(プリセプター)に提出します。指導薬剤師→薬局長→自分にフィードバックされます。指導薬剤師や薬局長から報告書にワンポイントのアドバイスが書かれています。