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会津中央病院 会津外傷再建センター

主な疾患・治療・検査
DISEASE, TREATMENT, INSPECTION

低侵襲性治療
関節鏡視下手術
かんせつきょうしかしゅじゅつ

 近年、関節の手術では低侵襲性の治療や研究が進み、安全かつ短期入院でより高度な手術鏡が鏡視下で行えるようになりました。以前の関節の手術では大きく患部を切開し手術を行う事が日常でしたが、現在では関節鏡などのカメラやドリルを用いて小さな切開で高度な手術が可能となっています。患者さんの負担が少なく入院期間も短いなどの利点があります。

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手術方法について

 関節の周囲の皮膚に2から3カ所の小さな穴を開けます。その後関節内に生理食塩水を満たし、関節に光ファイバーと小さな高性能カメラで構成された内視鏡を挿入し直接手術部位へアクセスし損傷部位を修復したり、不要な遊離体や損傷組織を摘出除去します。テレビモニターに拡大して映し出す事により、膝関節では半月板損傷、前十字靭帯断裂、後十字靭帯断裂、関節軟骨の磨耗を、肩関節では腱板断裂、反復性肩関節脱臼、関節唇損傷、投球障害などの状態を細かく観察し手術が行えます。