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会津中央病院 会津外傷再建センター

主な疾患・治療・検査
DISEASE, TREATMENT, INSPECTION

大腿骨頭壊死症
大腿骨頭壊死症
だいたいこっとうえししょう

病気やケガのため、骨への血流が低下し、骨の細胞が壊死に陥る病気があります。この壊死により、骨が衰え、周囲の軟骨も衰え、体重等により骨が陥没してしまい、これにより痛みや他の症状が発生します。

症状について

 骨に壊死が発生すると、股関節に痛みが発症します。壊死が発生するだけでは痛みはありませんが、壊死した大腿骨頭が体重を支えきれなくて潰れてくると痛みが出てきます。痛みが出てくると持続痛のために筋肉が萎縮(いしゅく)し、股関節自体の動きが悪くなって、正常に歩けなくなってしまいます。

治療について

初期症状時は、股関節にかかる負荷を減らして痛み止めを服用するなどして保存的治療を行うことがあります。手術的治療としては、自分の関節を温存して行う骨切り術と、人工関節に換える手術があります。当院では、低侵襲性治療の股関節鏡を用いた手術手技も行っています。