西郷 和枝
外来看護相談室
糖尿病認定看護師
糖尿病認定看護師として
糖尿病は、初期の頃はほとんど自覚症状がないため気づきにくく、つい治療をおろそかにしてしまう人も多くいます。しかし、病気が進行すると、失明や壊疽による手足の切断、人工透析が必要になるなどの非常に大きな合併症を発症する可能性があり、一度発症すると完全に治るということはありません。患者さんは生活習慣の見直しを含め、長く付き合っていかなければいけません。
そのため糖尿病ケアシステム立案では、患者さんの思いを傾聴し、治療継続を支え、合併症リスクを最小限にとどめるための支援をしています。自分の足に関心を持ち、重症化を予防できるようフットケアにも取り組んでいます。また、インスリン等自己注射をしている患者さんへ、血糖パターンマネジメント技術を活用し、医師の診療の補助にも務めています。