伊藤 和也（救命救急センター／救急看護認定看護師）

認定看護師の役割に尽力

　私は看護師になって以来、そのほとんどの年数を救急看護師として実践してきました。日々の看護ケアを実践する中で、今までの経験や先輩方の指導していただいたことに疑問が膨らんできました。それは、これまでの看護ケアで本当に患者さんの為になっているのか、もっと良い方法があるのではないかということでした。そこから一念発起し、救急看護認定看護師の資格をなんとか取得することが出来ました。
　現在私は救急外来専属で勤務しており、医師が行う様々な救急治療場面で処置介助を行うこと、患者さんとその家族に対する心のケア、救急チームがスムーズに機能するための調整役、救急医療物品の整理を行っています。その他にも、他病院や介護福祉施設、一般の方への救命・救急処置の指導なども行っています。