会津中央病院救命救急センターは、後期研修医を募集しています。
特徴あるこの救急センターで学んでみませんか。
会津地域唯一の3次救急医療機関で、千葉県にも相当する広大な地域をカバーするため、ドクターカーやラピッドレポンスヘリなどprehospital careにも力を入れております。

 

後期研修医募集要項   後期研修医プログラム

 

救急科専門研修の実際

専攻医のみなさんには、以下の学習方法で専門研修を行っていただきます。

① 臨床現場での学習
経験豊富な指導医が中心となり救急科専門医や他領域の専門医とも協働して、専攻医のみなさんに広く臨床現場での学習を提供します。
1) 救急診療や手術での実地修練(on-the-job training)
2) 診療科におけるカンファレンスおよび関連診療科との合同カンファレンス
3) 抄読会・勉強会への参加 4) 臨床現場でのシミュレーションシステムを利用した、知識・技能の習得

② 臨床現場を離れた学習
国内外の標準的治療および先進的・研究的治療を学習するために、救急医学に関連する学術集会、セミナー、講演会およびJATEC、JPTEC、ICLS(AHA/ACLS を含む)コースなどのoff-the-job training courseに積極的に参加していただきます(参加費用の一部は研修プログラムで負担いたします)。また、救急科領域で必須となっているICLSコースは院内で毎月開催されていますので、履修および救命処置法の習得のみならず、インストラクターとして参加できるように配慮し、その指導法を学んでいただきます。また、研修施設もしくは日本救急医学会やその関連学会が開催する認定された法制・倫理・安全に関する講習にそれぞれ少なくとも1回は参加していただく機会を用意いたします。

③ 自己学習
専門研修期間中の疾患や病態の経験値の不足を補うために、日本救急医学会やその関連学会が準備する「救急診療指針」、e-Learningなどを活用した学習を病院内や自宅で利用できる機会を提供します。

研修プログラムの実際

本専門研修プログラムは、各専攻医のみなさんの希望を考慮し、個々の基本モジュールの内容を吟味した上で、基幹施設・連携施設のいずれの施設からの開始に対しても対応できるような研修コースです。
本専門研修プログラムによる救急科専門医取得後には、サブスペシャルティ領域である「集中治療医学領域専門研修プログラム」に進んだり、救急科関連領域の医療技術向上および専門医取得を目指す臨床研修や、リサーチマインドの醸成および医学博士号取得を目指す研究活動を選択したりすることが可能です。また本専門研修プログラム管理委員会は、基幹研修施設である会津中央病院の初期臨床研修管理委員会と協力し、大学卒業後2 年以内の初期臨床研修医の希望に応じて、将来、救急科を目指すための救急医療に重点を置いた初期臨床研修プログラム作成にもかかわっています。

・学会などへの参加規定により旅費、宿泊費、学会参会費を支給あり
・研修期間:研修期間は3年間です。
・研修施設群:本プログラムは、研修施設要件を満たした6施設によって行います。

心療内科医が救命センターに常勤していることも、市中病院としては珍しい当センターの特徴です。自殺企図の中毒や外傷、外傷を契機に精神に変調をきたした患者に対し、早期に介入しています。