
子供の頃は割りとおとなしめでインドア派でした。体を動かすのは好きなのですが積極的に何かをやるというような子ではなかったように思います。
父親は小学校の先生で、ゲーム機は小学生の頃は買い与えて貰えませんでした。漫画もたまにしか買って貰えず「ズッコケ三人組」などの児童小説を読んだり、友達の家で遊んだり、休み時間などは絵や漫画とかを描いたりしていました。母親からは厳しくしつけられていましたので、結構口喧嘩も多かったです。習い事はピアノやスイミング、また3才の頃から母に習字を教わっていて小学生の時には大賞を獲ったりもしました。
大学からはベースを弾きバンドもしていますが、中学からバレーボールを始めて、高校、大学と活動しています。今でもそんなに毎週は行けていないのですが、社会人のバレーボールクラブに所属していて、たまに母校の会津高校バレーボール部へ教えに行ったりもしています。

中学の頃から塾に通いはじめ、勉強もそんなに苦になりませんでした。高校に入ると部活との両立がうまくいかずに次第に成績が落ちていき、親からは部活を辞めるよう言われた時期もありました。そんな時は「絶対に辞めない」と言って頑張りました。
小さい頃は体が弱くすぐに肺炎になったりなどで竹田病院近くの佐藤病院に入院することがありました。そこの病院の先生はとても優しく、私が水疱瘡になった際に他の人と違う症状が出ていたらしいのですが、色々と丹念に調べられて熱心に接して頂いて、この先生のようになりたいなと思ったのがきっかけです。医師になりましたが報告には行けていませんので、来年度の外部での研修先として行こうと思っています。
父親が大学在学中に亡くなり、一人っ子でしたし母がとても寂しがり戻って来て欲しいとのことでしたので初期研修は会津若松で、そして三次救急など色々経験させて頂ける会津中央病院で研修を行いたいと思いました。

日々、手技などを経験させて頂いて大変勉強になっています。また自分が受け身だとしっかりした研修が受けられないことを実感しているところです。それは、先生方に教えては頂けるのですが、ただ単に教えて貰うということはそこまでしかありませんので、そこから先は自分が動いてというところが大事になってくると思うのです。
色々な科を廻り指導方法などそれぞれ異なりますが、飲みに連れて行ってくださったりと楽しく過ごさせて頂いています。

私自身も先生方から、「学生のときの実習の延長上ではだめだ」ということを言われておりますので気を付けないといけないと感じています。会津の人はとても温かいですし、繋がりが深く、研修にはぜひお勧めです。
いろんな職種の方々がいろいろと教えてくださり研修がしやすい環境で、いつもお世話になっています。
最初の頃は医師になった実感がなく、だんだんと実感が出てきました。何かと頼られ、責任ある職業なので頑張らないといけないと感じています。人見知りも子供の時よりはましにはなっていますが、初対面の方だと打ち解けるまで時間がかかることもあります。
オフの日は買い物に行ったり、家で過ごしたりすることが多いですね。映画を見たりゲームをしたりなど、しょうもないことをして過ごしています。
嫌いな食べ物はほとんど無く、何でもおいしく頂いています。会津若松市内の「寿楽」というお店に先生方に連れて行って貰ったのですが、「カレー焼きそば」が見た目も焼きそばにカレーがかかっているだけなのですが、予想以上に美味しかったのが忘れられません。
外科での研修中、10歳の虫垂炎の患者さんの手術をさせて頂きました。無事手術が終わり合併症もなく回復し、元気に退院され、とても感謝されました。退院する時に笑顔になって帰られる姿を見送るとこの道を選んで良かったと思います。
消化器系に進みたいと思っています。消化器系は勉強をしているととても楽しく感じられ、突き詰めて行きた いと思いました。人の体の中は通常、レントゲンなどで間接的に診るのですが、内視鏡では直接胃などを診ることができるところが良いところです。その後については未だ考えていません。

08:00 出勤、カルテチェック
09:00 カンファ、回診
↓ 随時、救急車対応、病棟対応
19:00
20:00 帰宅