臨床研修医　谷将星先生

小さい頃はおとなしい温厚な子でした。小学生の頃には水泳や柔道など色々な習い事をしていました。父は会社員で母は専業主婦の家庭で育ちました。勉強に関しては何も言われることはなく放任されていましたね。成長するにつれてそれほど温厚ではない時期もあったかもしれないのですが、今はすっかり丸くなりました。

小学生の頃は覚えていませんが普通だったと思います。中学生の時はよく勉強しましたね。ずっと学年で１位でした。と言っても区内で一番頭が悪いと評判の荒れていた中学校での話です。その後もそれなりに勉強は頑張ってやって今に至るのではないかなと思います。

以前こちらで働かれていた佐藤慎先生から、こちらでの研修の話を伺い興味を持ちました。僕も研修してみたいと思ったのでわがままを言って短期間だけ来させてもらうことになりました。

とても寒くて大変ですが、自然が豊かで景色が良くて良いところだと思います。会津に来てから、温泉地を巡ったり、大内宿でねぎそばを食べたり、裏磐梯へ旅行したりしました。妻と行くことが多かったのですが、初期研修医の先生と行ったりもしました。

ここに来る前に僕が研修していた日本医科大学多摩永山病院よりも救急車で搬送される患者さんの数は多いですね。色々な症例を経験出来る環境だと思います。ドクターカーで出動する回数も多くいい経験になります。また、現在は救命救急センターでの研修ですが、土佐先生をはじめとするセンターのスタッフの雰囲気はとても良く、よく飲みに連れてって貰ったりもしています。

何でも教えて下さいますし、割と自由に任せて下さいます。大変な時もありますが、先生方がしっかり見ててくださいますので安心です。

研修医一人ひとりの存在が病院内でしっかりと認知されていて、戦力として期待されています。とても遣り甲斐があり良いところだと思います。また、新棟も出来てきて、さらに設備が充実していくようですので今後が楽しみな病院だと思います。

赴任したその日に搬送されてきた重症の腹部外傷の患者さんが想い出深く、手術とその後の集中治療の甲斐あって元気に退院されたのですが、とても勉強になり次に生きる経験になりました。

休日はあるので休もうと思えば休めるのですが、出来るだけ病院に来て患者さんをみるようにしています。基本的にインドア派なので病院にずっといるのは苦ではありません。他にそこまでやりたい事も無いですし…。

何でも好きなのですが、会津の食べ物では「馬刺」や「わっぱめし」、「ソースかつ丼」も美味しく頂きました。出身の名古屋には「味噌カツ」があり、有名な『矢場とん』にはよく食べに行っていました。

総合格闘技の観戦が好きで、以前は「PRIDE」などを観に行っていていました。最近は全然行けてなかったですが、去年は「UFC（Ultimate Fighting Championship）」の日本大会を観てきました。会場の盛り上がっている雰囲気が好きですね。また、釣りにも行きたいと思っていて道具も持ってきているのですが、まだ一度も行けてないです。福島県には良い管理釣り場が沢山有りそうで羨ましいです。

患者さんを診察し自分で治療方針などを考え、そして実際に治療していく過程が単純に面白く、また遣り甲斐がある仕事だと感じています。急な判断を迫られ悩むこともありますが、それがこの仕事の醍醐味でもあると思います。

大学卒業後２年間の研修を経て、今は専門分野の研修として救急医療の道に進んでいます。今後も基本的に救急を続けるつもりですが、近いうちに脳外科の研修に出て、脳外科の専門医も目指して行きたいと思っています。初期診療から専門治療(手術)まで自分達でやるというのが日本医科大学のスタイルです。

08：00　起床
08：30　出勤　回診、処置、救急車対応など
20：00　帰宅
24：00　就寝
※当直もあるので毎日こんなに寝ている訳ではありません（笑）