

◇ 診療科の特徴、コンセプト

◇ 主な対象疾患
口腔外科的疾患(悪性腫瘍、良性腫瘍、外傷、重症歯性感染症、その他顎骨内に出来る疾患や顎顔面領域に発症する軟組織疾患など)、顎矯正を中心とする歯列矯正、障害児や非協力児を中心とする小児歯科、各種基礎疾患を有する患者さんに対する有病者歯科、訪問診療およびその後方支援など◇ 診断・検査・治療について
当科に所属している歯科医師は、非常勤を含めると20名以上にも及び、それぞれ歯科領域の専門分野があり、その立場からディスカッションしながら難症例には対応しています。検査機器は、医科と共用しており、歯科単独での検査機器を越えた検査体制が取られています。治療についても、各専門医が対応しており、他領域に及ぶ疾患に関しては、耳鼻咽喉科や形成外科などとタイアップにて対応しています。さらには、有病者歯科に関しては、医科のバックアップ体制のもと、より安全安心な医療を提供しています。◇ 特に力を入れている治療

◇ 所属学会および学会認定
日本口腔外科学会、日本口腔科学会、国際口腔顎顔面外科学会、日本顎関節学会日本顎変形症学会、日本口蓋裂学会、日本顎顔面補綴学会、日本歯科心身医学会
日本歯科薬物療法学会、日本矯正歯科学会、日本補綴歯科学会、日本歯周病学会
日本口腔インプラント学会、奥羽大学歯学会、新潟歯学会、日本有病者歯科医療学会
日本口腔腫瘍学会、日本歯科麻酔学会、日本化学療法学会、日本口腔診断学会
日本頭頚部癌学会、日本口腔粘膜学会、日本顎顔面インプラント学会
アジア口腔顎顔面外科学会、日本口腔顎顔面外傷学会
◇ 診療実績
平成25年入院下での手術件数 307件
中央手術室使用手術件数 188件
うち 全麻 156件、鎮静 32件
◇ 診療科の紹介・各科研修の特徴
当科は平成12年4月に歯科医師臨床研修施設に指定されました。県内の総合病院では最初に指定された施設です。以後、毎年1~2名の単独型研修医と3施設からの複合型研修医を適宜受け入れています。当科の特徴は、歯学部の大学病院で扱っている疾患のほとんどをカバーしており、それぞれの専門領域の歯科医師が、常勤または非常勤で診療を行っていることです。したがって、歯科医療のほとんど全てを研修できるばかりでなく、歯学部付属病院では数の少ない有病者歯科の症例数が豊富で、関連医科との連携の下、これからの超高齢化社会に対応でき得る歯科医師の養成に尽力しています。また、初期研修1年の後、2年目の後期研修を必須とし、1年では習得しきれない内容を2年間と言った一貫指導の下、現代歯科医療に対応できる歯科医師の養成に努めています。◇ 特に学ばせたいこと
多岐に渡る疾患群や治療内容から、幅広い視野をもった歯科医師、および、高齢者医療に順応できる対応力豊かな歯科医師の養成に努めています。◇ その他
2年間の研修後、3年目の研修も可能です。大学病院との連携も密で、より専門領域を目指す先生には、大学病院をご紹介しています。社会人大学院からの学位取得者も多数輩出し、研究の分野にも参画できます。
宮島 久 Hisashi Miyajima
歯科・歯科口腔外科部長
資格:
日本口腔外科学会指導医、専門医、認定医
日本口腔診断学会認定医
日本口腔診断学会認定医
役員等:
日本口腔外科学会代議員
日本顎顔面インプラント学会 評議員
奥羽大学歯学会 評議員
日本顎顔面インプラント学会 評議員
奥羽大学歯学会 評議員