◇ 外科の特徴

当院の外科では、内分泌外科(甲状腺、乳腺、副腎など)と食道から肛門までの消化管と肝・胆・膵、ヘルニアなどの一般外科と消化器外科を中心に行っております。胃がん、大腸がん、肝がん、乳がんなどのガイドラインに基づく、がん外科治療やがん化学療法を施行し、鏡視下手術も胆嚢、胃、大腸、副腎などで行っています。

◇ 研修カリキュラムについて

外科研修では、一般外科・消化器外科・内分泌外科(乳腺外科、甲状腺、副腎などの内分泌臓器外科)の研修を行います。初期研修時は、急性虫垂炎、鼠径ヘルニアの術者としての経験、外科術前術後管理に必要なスキルの取得を目指し、呼吸・循環・代謝・感染などの全身管理法を研修します。急性腹症の手術症例も多く経験できます。消化器病の総合診療研修を目指し、消化器内科との週2回のカンファレンスを行い消化器内科研修と外科研修を連携させています。会津中央病院での臨床研修医は5名以内ですので、初期研修医が重複してローテイションすることはなく、数多くの症例を経験出来ます。また、外来小児科の処置の為のスキル習得を目指します。

◇ 研修医の方々へ

外科初期研修での目標としては、研修中に経験した症例を東北外科集談会(外科地方会)で発表することを目的としています。百聞は一見にしかずです。当外科を一度見学して、雰囲気を肌で感じて下さい。将来外科系専門医(消化器外科、心臓血管外科、乳腺・甲状腺外科など)取得を希望する場合は、最短コースで研修することが可能です。

◇ 消化器外科専門医取得を目指した実際例

初期研修2年とその後の後期研修(外科)1年を終了した研修医の実際例を示します。