◇ 形成外科・美容外科の特徴
幅広く形成外科分野の疾患に対応しています。特に全身管理を要する広範囲熱傷に関しては救命救急センターとの連携により良好な成績を得ています。又、日本医科大学形成外科教室から主任教授をはじめとする高度な専門性を持った医師の応援により大学病院と同じレベルの治療を行うことが可能です。
その他として、当科は、美容形成外科レーザーメディカルエステセンターを開設しております。この施設は、最先端の機器と高度な技術による美容外科専門の医療センターで、「肌に傷をつけず、美白で張りのある肌を再生」させるといった新しいコンセプトのもと、美容と医療を融合させ、美容医療という形の新しい形の医療サービスを提供しております。こういった施設で新たな最新医療を学ぶ事も可能です。
◇ 主な疾患
熱傷、下腿難治性潰瘍、皮膚腫瘍、顔面外傷、顔面骨骨折、顔面瘢痕拘縮
難治性瘻孔、褥瘡、熱傷瘢痕拘縮、皮膚悪性腫瘍など
唇裂、小耳症、腋臭症、多指症などの症例など
◇ 診療科においてのカリキュラムや目標
創傷治癒の基礎知識、縫合の実技、外傷のプライマリケア
形成外科的縫合法、形成外科的外傷の救急処置、簡単なスプリントおよびギプス固定法
形成外科諸手術の助手、小範囲の分層植皮の採皮法、小腫瘍摘出の執刀
◇ 研修医に一言
将来形成外科志望の如何を問わず、形成外科の基礎は必ず役に立つと思いますので、一緒に学びましょう。
◇ 研修後の進路や目標
形成外科志望の方は、日本医科大学形成外科への入局希望も可能です。
 

桑原 広輔 Kosuke Kuwahara

形成外科・美容外科部長

所属学会:
日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本熱傷学会、日本頭蓋顎顔面学会、
日本口蓋裂学会、日本シミュレーション外科学会