医療を地方創生へとつなぐ 会津中央病院 がん治療センター
医療を地方創生へとつなぐ 会津中央病院 がん治療センター
専門医不足と地域医療の格差を解消 誰でも、いつでも、受けられる先進がん治療の実現を―
「がん治療をあきらめない~新医療モデルを地域から~」
二人に一人がなるといわれるがん。福島県会津若松市で、今〝地方のがん医療〟の在り方が変わろうとしている。その先頭にたつのが会津若央病院、がん治療センター所長の柴田医師「会津は超高齢化時代に向かっている。このままいくと医療の人材も不足し、医療レベルが低下してしまう」誰でも、いつでも、受けられる先進がん治療の実現に向かい奮闘する。一方、奥会津の診療所では、一人の医師が病院を支え、地域による医療格差は明らかだ。会津中央病院は今、多くの命を救うため、地方のがん医療という難題に挑戦している。会津から生まれる、新しい医療モデルを追った。
2022年、会津若松市に新しいがん治療センターが誕生しました。
ふたりにひとりがなるといわれるがん。
ここで今「地方のがん医療」の在り方が変わろうとしています。
その先頭にたつのが会津若松中央病院、がんセンター所長の柴田医師。
地方の医療はひっぱくしています。そこにあるのは医療格差
多くの命を救うため、地方のがん医療という難題に挑み続ける人たちがいます。
2020年、会津地方に、がん治療センターの設立を構想した柴田。
それは、会津地方に点在していた、がんの医療施設をひとつに集約しようという、新医療モデル。
実現への第一歩が、福島県立医科大学附属病院との医療連携です。
がん治療のスペシャリストたちの中にあるのは、命を救うという強い意思です。
このがん治療センターでは、複数の治療を組み合わせる、集学的治療が行われます。
柴田が牽引する化学療法。
最新鋭のロボット手術を行う外科チーム。
放射線治療の専門医、緩和ケアチーム。
アピアランスケアからがん相談員まで、備えています。
会津から生まれる、新しい医療モデルとは