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胃がん

胃がんとは

 胃の内壁の細胞ががん化して、悪性腫瘍が形成される病気です。胃がんの原因は、まだ完全に解明されていませんが、一般的には、食事の習慣、喫煙、遺伝的要因、ピロリ菌などの細菌感染などがリスク要因とされています。初期の胃がんは、症状がほとんどないため、スクリーニング検査が重要であり、定期的な胃カメラ検査が推奨されています。治療には、手術、化学療法、放射線療法などがあり、がんの進行度合いに応じて選択されます。早期発見と治療により、胃がんの治療成功率を高めることができます。

主な治療

内視鏡治療

内視鏡的粘膜切除術(EMR)
 胃にできたポリープや早期の胃がんななどを内視鏡を使って切除します。スネアと呼ばれる金属の輪を病変部に引っ掛け、高周波電流を流して切り取る方法です。

内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
 胃がんが浅い位置に限定されている場合で、内視鏡下で高周波のナイフで粘膜の下層を剥離し、周囲の正常な組織を保存しながらがんを摘出します。EMRより比較的大きながんでも、内視鏡的に摘出することができます。

内視鏡治療の種類内視鏡的粘膜切除術(EMR)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
治療の方法内視鏡下で、輪状のワイヤーをがんやポリープにかけてがんを切除する方法内視鏡下で、高周波のナイフでマーキングし粘膜を薄く剥いでいく方法
治療の特徴EMRは比較的簡易な手法であり、一般的に安全性が高いとされています。広範囲な病変の切除に適しています。大きな病変や凹凸ある病変など、従来のEMRでは取り切れなかった病変にも対応できます

外科治療

胃全摘術
 胃全摘術は、胃がんが進行しており、胃全体を摘出する手術です。摘出後は、十二指腸から食道までの腸管を繋ぎ、胃の機能を補うための人工逆流防止弁を設置する場合があります。胃全摘術は、がんの進行度合いが進んでいる場合や、がんが胃の一部に限局していない場合に適用されることが多いです。

部分胃切除術
 部分胃切除術は、胃がんが限局している場合に適用されます。摘出する胃の部位によって、大幅に生活スタイルが変わることはありません。ただし、がんが進行している場合には、切除部位が広がる場合もあります。

リンパ節郭清術
 胃がんは、リンパ節に転移することが多いため、リンパ節郭清術が行われることがあります。リンパ節郭清術は、がんが広がっているリンパ節を摘出する手術です。リンパ節ががん細胞で侵されている場合は、周囲のリンパ節も同時に摘出する必要があります。

化学療法

がん細胞を破壊するために抗がん剤を使用する治療方法です。化学療法は、手術前のがん縮小や手術後のがん再発予防などにも用いられます。

放射線治療

高エネルギーの放射線をがん細胞に照射し、がん細胞を破壊する治療方法です。放射線療法は、手術前のがん縮小や手術後のがん再発予防などにも用いられます。

診療科

 気になる症状がある方は消化器科へ受診してください。健診やかかりつけ医にて2次検査や精密検査の必要があると言われた方は、検診結果や紹介状を持参の上、消化器科またはかかりつけ医より指示があった担当診療科を受診ください。紹介状をお持ちの方は、病診連携室で受診予約をする事が可能です。

詳しい胃がん情報について

国立がん研究センターがん情報サービス


主ながん疾患について


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化学療法中に頭皮を冷却し毛根を保護します。頭皮脱毛を軽減することができます

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